TEEプローブに残留したフタラール製剤が舌、咽頭、食道粘膜に暗緑~黒の着色をきたし、粘膜損傷の危険性が指摘されております。フタラール製剤の使用に際しては、フタラール製剤の添付文書などを参考に、さらに以下のことに注意して使用することをお薦めいたします。
その他、エコープローベシースを用いることによって、消毒液の残留による粘膜損傷を防ぐことができます。プローベ消毒と合わせて。プローベシースの装着をお薦めいたします。
エコープローブシースは使用中に穴があくこと、破損の危険性がありますので、プローベ本体の消毒のない状態では完全な消毒状態を保てませんので、ご注意願います。
平成15年12月16日
経食道心エコー委員会